・亜熱帯性動植物、海洋文化、首里城等に関する調査・研究、 知識の普及啓発、技術開発、サービスの提供 ・公園緑地、レクリエーション施設、教育施設等の管理運営 ・首里城基金、世界自然遺産沖縄基金の造成、管理及び運用等
2016年より全社的にkintoneを導入し、一部大規模アプリ開発は外注しつつ、 基本的には情シス担当1名でkintone管理者、アプリ構築、管理等を行っていたが、 内製化に向けたkintone社内普及要員をアサインし、同要員の育成を行うこととした。 育成テーマとして、 “1.全社員向けのkintone研修内容の把握” “2.社内普及に向けた運用ガバナンス作りのポイント” “3.kintoneアプリ設計・開発の考え方と手順習得” の3つを掲げ取組むこととした。
株式会社システム・リノベイト社の提案を受け、下記カリキュラムで研修を実施した。 研修に参加したメンバーは全員で6名いたが、同メンバー内でkintoneアプリの開発経験が 異なることから、一部カリキュラムは2つのグループに分け受講することとした。
研修の全体概要は以下の通りである。
(社内普及) • アプリのリリーススピードが向上し業務課題への対応が増えることで、新たなアプリ開発を求める問合せが増え、kintone活用の場が広がっている。 • kintone社内普及要員の部署が重ならないようにしたことで各部署内でkintone活用が検討され、情報システム部門だけでは吸い上げることができなかった業務課題が表出し、アプリ開発が進み始めた。 • 当時kintone普及が進まない状況では「アプリの呼称」で会話されることが多かったが、この普及が進むにつれて「kintone」と呼ばれるようになり全社への認知度が格段にアップした (内製化力) • アプリを作れる人が増え、属人化も軽減し、アプリのリリーススピードが格段に向上した。 • プラグイン利用方法が分かり、アプリ機能の高度化やアプリの使いやすさが向上した。 • kintoneの強みであるデータ連携、ノーコード、アジャイル開発を活かし、業務スピードがあがる取り組みをしていく方針となった。
サイボウズ社のイベント「Cybozu Days 2023」に参加し事例・セミナーを聞いたことでkintone利用の盛り上がりを凄く感じ、我々も更なるkintone活用をし社内普及を推進しようという想いを強く持ちました。 帰社し直ぐに取り掛かり、サイボウズ社のパートナーネットワークサイトにアクセスし「kintone,社員研修」でベンダーを検索し依頼内容を入力し対応可否の連絡を入れました。 連絡を入れた次の日には、システム・リノベイト社から依頼事項の項目別にソリューション提案が書いてある検討資料が返送されたので、早いレスポンスで助かりました。数回の打合せ後に提示された依頼内容に柔軟に対応した研修プランとその価格が圧倒的に良く採用を決定しました。出張、研修を充実させるための働き方改革も自社課題であることから、サイボウズ社のライブオフィス見学も可能な日程を調整していただきました。
研修初日、参加したメンバーは少し緊張していましたが、講師陣の皆さんが笑顔で迎えてくれたため直ぐに馴染め学習がスタートできました。資料に関しては私ども向けにカスタマイズされており、また講師陣についても予定より多く、加えて開発環境の用意もしていただけました。また事前のヒアリングでは個々人のレベル感の確認もあり、当日は各人に合った対応がありました。そのためたいへん分かりやすく良い社員研修が実施できました。今後もkintoneの市民化に向け、定期的な研修実施に協力いただければと考えています。